保育士になるにはどんな試験、資格が必要なの?実際の仕事内容はどんな感じ?などの疑問にお答えします。
保育士として働くには資格取得が必須ですが、保育園で保育士のサポート(補助)をおこなう保育補助であれば無資格でも可能です。
保育園でのお仕事に興味がある方は是非参考にしてみてください。
今回は、以下の内容についてご紹介します。
・保育士の仕事内容
・保育士になるには(資格・試験)
・保育士に向いている人は?
・保育補助、保育派遣について
保育士・保育補助のお仕事が気になっている方、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
目次
児童福祉法第十八条の四では「この法律で、保育士とは、第十八条の十八第一項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と規定されています。
ここでは、保育士の仕事「子どもの保育」、「保護者サポート」、「事務、イベント・行事の準備」についてご紹介します。
0歳~6歳までの子ども預かって保育、教育を行います。
・食事(配膳、食事サポート、片付け)
・衣類の着脱
・睡眠(睡眠環境のセッティング、寝かしつけ)
・排泄など
子どもが基本的な生活習慣を身につけられるようにサポートをおこないます。
その他に、子どもたちが社会性を身につけられるよう集団生活を通して支援します。
子どもたちの年齢は様々ですので、成長に合わせたサポートやかかわり方が必要になります。
子どもたちの体調や様子について記録を取ります。
連絡帳、記録ノートなどを活用して保護者とコミュニケーションをとり情報交換をおこないます。
発育状況や子育ての悩みは人それぞれですので、保護者に寄り添いながら時には適切なアドバイスをする場合もあります。
保育に関することはもちろんですが、イベントや行事の企画・準備などをおこないます。
・季節のイベント(七夕、クリスマスなど)企画運営
・参観日の企画運営
・保育計画書作成
・園だよりの作成
・連絡帳の記入 など
・朝のお仕事
午前7時頃~ 出勤
清掃や保育室の整備、その日の業務の確認
7時30分頃~ 園児登園
挨拶をしながら子どもたち一人ひとりに声をかけ、顔色や健康状態などをチェックしながら迎い入れます。
9時30分~ 9時45分 朝の会
朝の会では出欠の確認、体操やお歌をうたいます。
10時頃~ 保育スタート
園によって全体保育やクラス別保育があります。
読み聞かせや歌、手遊び、運動、や工作などをおこないます。
天気が良い日は園庭で遊んだり、近くの公園にお散歩に行ったりする場合もあります。
これらの内容は園や月齢によって異なります。
保育士は事故・ケガ・トラブルがないよう見守ります。
お昼のお仕事
11時頃~ 昼食準備
子どもたちと一緒に配膳の準備をおこないます。
(アレルギーがある子どもには、配膳内容をチェックします)
離乳期でまだ一人で食べられない子どもには食事サポートも行います。
好き嫌いがある場合は、残さず食べられるよう優しく声をかけます。
食事が終わったら片付けや手洗い、歯磨きをおこないます。
13時頃~ お昼寝タイム
布団を敷いたり、温度、光を調節したり子どもたちが寝る環境を整えます。
なかなか眠れない子どもには軽くトントンやさすってあげるなどして入眠を促します。
子どもたちがお昼寝タイム中は保育士もようやく休憩時間です。
しかし、お昼寝タイム中に連絡帳を書いたり、イベント・行事の準備をしたりすることも多いです。
また、お昼寝のときは見守りも大切です。(SIDS(乳幼児突然死症候群)防止の為)
14時頃~ 子どもたち起床
子どもたちを起こして、布団を片付けます。
15時頃~ おやつタイム
昼食と同じように配膳の準備をおこないます。
おやつを食べ終わったら歯磨きやトイレに行くよう声かけをします。
夕方のお仕事
16時頃~ 帰りの会
園によって帰りの会をおこないます。
帰り支度したり連絡帳を手渡したりします。
16時頃~ お迎え
16時頃を過ぎたあたりから子どものお迎えの時間帯になります。
ピークは17時頃のケースが多くみられます。
保護者の迎えが来たら、子どもの1日の様子や新しくできたこと、頑張ったことなどを伝えるようにします。
18時頃~ 掃除や明日の準備、終了後帰宅
子どものお迎え、掃除や明日の準備が終わったら帰宅します。
保育士は、「児童福祉法」にもとづく国家資格です。
ここでは、保育士になるための資格についてご紹介します。
保育士資格の取得方法は次の二通りあります。
① 厚生労働大臣指定の「指定保育士養成施設」という学校その他の施設(大学・短大・専門学校など)へ進学し、卒業をする方法です。
施設により、2~4年制まで幅があります。
高校卒業後すぐに保育士を目指したいと考えている方にマッチしています。
② 保育士試験を受験し、合格する方法です。(年2回実施)
受験資格を満たせば、指定保育士養成施設以外の学校卒業や、社会人でも資格取得を
目指すことができます。
保育士試験は人気の資格で毎年約6~7万人が受験しています。
・保育士試験は年2回
・筆記試験、実技試験
・それぞれ6割以上で合格
・合格率が約2割といわれる難関資格
・筆記試験で合格した科目については、その年を含めて3年間有効期間がある
・子どもが好きな人
子どもが好きということは絶対に必要な要素です。
子どもの成長に関わる大事なお仕事ですので、成長のために何ができるのかを考え、時には厳しく、そして時には優しく対応できる方に向いています。
・体力がある人
子どもと一緒に体を動かしたり、走り回ったりすることが多く、体力を使うお仕事です。
また、風邪やインフルエンザ、そのほかの感染症が流行ることもあり、体調管理にも気が使える人が向いています。
コミュニケーション力がある人
子どもだけでなく、保護者の方、一緒に働く保育士や上司など、たくさんの人とコミュニケーションを取りながらお仕事をおこないます。
特に、保護者のお迎え時に挨拶・会話などを通じて信頼関係を構築する必要がある為、コミュニケーション力がある人に向いています。
忍耐力がある人
子どもたちや保護者の方々とは長い時間をかけて信頼関係を築いていきます。
子どもたちが思うように動いてくれない場合や、保護者の方とのコミュニケーションに迷うこともあるかもしれません。
そんな時にあきらめず忍耐強く対応できる人に向いています。
保育士の資格がないけど保育でのお仕事に興味がる方は、保育派遣で保育補助のお仕事をおススメします。
ここでは、保育補助について、保育派遣についてご紹介します。
保育補助とは保育士さんをサポートするお仕事です。
保育補助として働く上で保育士の資格の有無は関係ありません。
資格がない方もチャレンジすることができます。
現在、保育士資格取得に向けて勉強中の方やブランクのある保育士の方、もちろん保育の仕事に興味があるという方にも始めやすいお仕事です。
保育派遣とは雇用形態「派遣社員」として保育士、保育補助のお仕事をする事です。
仕事内容は直接雇用のパートアルバイト、正社員とほとんど変わりありません。
ただし、時短勤務など派遣社員の方の希望に合わせて働くため、フリーの保育士(担任を持たない)や保育補助のお仕事になるケースが大半です。
突発的な残業も比較的少なくライフスタイルに合わせて働ける点、パートアルバイトの方より時給が高めなことが多いのが保育派遣のメリットです。
保育士のお仕事内容や保育士になるための資格、保育派遣についてご紹介しました。
無資格からでもスタートできる保育補助のお仕事もありますので、保育に興味がある方は是非検討してみてください。
保育士の仕事に興味を持たれた方は「派遣検索GAYA」でお仕事を探してみてはいかがでしょうか。
派遣検索GAYA「保育派遣」の最新求人情報はこちら
「派遣検索GAYA」なら、保育士・保育補助のお仕事を簡単に検索可能です。
派遣の求人は勤務地や応募条件など、さまざまな仕事を見つけられる可能性があります。
保育のお仕事が気になる人は、まずは派遣から始めてみるのも一つの方法でしょう。
関連記事
- 保育士になるには?資格や試験、保育補助って?その他 保育派遣についてご紹介します。
- 授業の舞台裏から生徒の成長まで、塾講師の魅力発見:塾講師のキャリアガイド 【GAYA調べ】保育士・講師・インストラクター派遣、掲載求人の情報をご紹介。
「派遣検索GAYA」は、Man to Man株式会社が運営する日本最大級の派遣専門求人情報サイトです。主要求人サイトから「派遣の仕事」だけをまとめて掲載していますので、複数 の求人媒体を見て回る必要がなく、 仕事・転職・採用情報を簡単に探せます。
東京・大阪・兵庫をはじめ、47都道府県の各地域からお近くの求人情報をチェック可能。日雇いや短期雇用で働きたい方、長期雇用で働きたい方など、自分に合った仕事をぜひ「派遣検索GAYA」で見つけてください。
Copyright © y-gaya.jp. All rights reserved.